あなたの保有して保有しているマンションは、清掃が行き届いていますか?
毎日住人や来客が行き来するエントランスなどの共用部分は毎日清掃するのが理想ですが、さまざまな事情で難しい場合もあるでしょう。それではいつも清潔で美しい状態を保つためには、どのくらいの頻度で清掃を行うのが適切なのでしょうか。
そもそもマンション経営において、マンションの日常清掃は欠かせない大切な作業です。たとえ築年数が古くても常に清掃が行き届いた清潔で美しいマンションには、住みたいと思う人はたくさんいます。マンションのイメージアップ・入居者の満足度向上・新規入居者獲得・建物の長寿命化など、清掃がマンションに与える好影響はたくさんあるのです。
【参考コラム】
どの程度の頻度で清掃を行えばマンションを美しく保てるのでしょう。それは一概には言えません。マンションの規模・立地・清掃内容・予算などにより異なるからです。それではどのようにして清掃頻度を決めればよいのか、さまざまなマンションにおける例を挙げますので参考にしてください。
・ごみ置き場が公道に面しているマンション・・・週2回
人通りの多い公道に面して設置されているごみ置き場には、住人以外の通行人が勝手にごみを放置していくことがあり、住人の方がマナーを守ってくれていても散らかりやすい。そのため、ごみ収集日の週2回ごみ置き場を中心に他の箇所も清掃している。
・高層の大規模マンション・・・週5回
清掃する箇所が多いため、曜日ごとにフロアや場所を分けて清掃している。各箇所週数回で合計週5回清掃している。
・清掃にあまり予算を割けない小規模なマンション・・・月2回
近くに住むオーナーが簡単な掃き掃除を日々行っている。オーナーの手の回らないごみ置き場や駐車場駐輪場などの外回りを中心に月2回清掃を外部委託している。
・構造上廊下や階段に雨風が吹き込むマンション・・・週3回
枯れ葉や土ぼこりが入り込みすぐに溜まってしまうため頻繁に掃き掃除が必要で、週3回廊下や階段の清掃を行い、他の箇所も併せて清掃している。
・敷地内外に木が生い茂っているマンション・・・週2回
駐車場や駐輪場に落ち葉がすぐに溜まってしまうため、週2回の外回りの清掃が必要。それに併せて他の箇所も清掃している。
・オーナーさんが遠方に住んでいて日常清掃全般を外部委託しているマンション・・・毎日
オーナーさんはほとんどマンションに来ることはできないため、エントランス・廊下・階段・エレベーター・メールボックス・ごみ置き場・駐輪場・駐車場等あらゆる共用部分の清掃を外部委託しており、清掃箇所を曜日で分けるなどしながら毎日清掃している。
このように、条件により適切なマンションの清掃頻度の例はさまざまです。あなたの経営されているマンションはどのような環境にありますか?清掃箇所は多いですか?何か特別な事情はありますか?お困りごとはありますか?さまざまな条件により適切な清掃頻度は異なってきますので、まずは一度清掃会社に問い合わせてみてください。希望する清掃頻度が決まっていなくても大丈夫です。希望・条件・予算などを伝えて相談し、あなたに合ったプランを提案してもらいましょう。今すぐ契約するつもりはなくても、話を聞いてみるだけでも今後の参考になると思いますよ。複数の清掃会社に問い合わせをして比較してみるのも良いかもしれません。
適切な頻度でマンションの日常清掃を行うことであなたのマンションをいつも清潔で美しく保ち、住人の満足度を上げ新規入居者を獲得して安定したマンション経営を行いましょう。
《ご利用頻度》週2回(ごみ収集日)
《ご利用メニュー》・入口 掃き掃除 自動ドア拭き掃除
・階段 掃き掃除
・駐輪場 掃き掃除
・集合ポスト ゴミ拾い(不要チラシなど)
・ゴミ置き場 ゴミ拾い、掃き掃除
《ご利用頻度》
週2日(ごみ回収日)
10時~14時まで常駐
《ご利用メニュー》
・マンション内共用部の清掃
・駐輪場、外周 ごみ拾い、掃き掃除
・ごみ置き場 掃除
・植木 水やり
・マンション設備の点検(照明切れがないかなど)
・マンション内外の見回り
《ご利用頻度》
週2日
8時~17時の間
《ご利用メニュー》
・入口ホール 窓拭き、モップ掛け
・廊下、階段 モップ掛け
・駐輪場 掃き掃除
・外周 ごみ拾い
・ごみ置き場 掃き掃除
・植木 水やり
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