幼稚園など学校施設のいつものお掃除(日常清掃)はどうしていますか?
園児・生徒たちが毎日使う教室、体育館や園庭、トイレや廊下など共用部分…衛生管理のため。徹底的な大掃除をすることも必要ですが、清掃回数を増やしていつも綺麗にすることも重要です。
重要とはいえ、毎日の掃除をすべて先生たちで行うのは負担が大きくありませんか?園児が帰ったあとも先生は教室の整備や教材づくり・事務仕事など多くの業務があったり、さらに近年では延長保育を取り入れる幼稚園もあり先生にかかる負担は増えています。そこに毎日の掃除も加わると…
先生が清掃するのは当たり前と思われているかもしれません。しかし、負担が増えると清掃が手抜きになってしまい、清潔な状態が保てなくなるリスクがあります。もしくは本来の業務が疎かになってしまうなど支障がでかねません。
本来先生は子どもたちと向き合うこと(その準備なども含む)が最重要業務です。そこに集中して取り組めるよう、清掃会社へ日常清掃サービスを依頼する幼稚園など学校施設は増えています。
ただ、清掃会社へ委託するということは外部の人を園内に入れることになります。部外者の侵入や保護者の送り迎えにも慎重になる昨今、園児や園を守るために信用できる清掃会社へ頼まなければいけません。そこで今回は、清掃会社である私たちがお伝えしたい「幼稚園など学校施設が清掃会社を選ぶときに気を付けたいポイント」を3つまとめました。
「延長保育の導入や子どもたちが帰った後の仕事だけでもかなりの量があり掃除まで手が回らない」「廊下や教室にほこりが溜まっていると子どもたちが触ったり口に入れてしまうのでしっかり掃除をしなければいけない」という先生たちの意見があった幼稚園。こちらでは教室は先生が、共用部分を当社(清掃会社)が担う形で日常清掃サービスを導入いただきました。
個人より法人は社会的にも信用性が高いため、安心して頼みやすいという利点があります。
会社組織がしっかりしている清掃会社へ依頼するメリットは例えば、身元がはっきりしている清掃スタッフが作業に来ます。どこの誰かもわからない清掃スタッフを招き入れる幼稚園はないと思いますが、会社が信用できると後押しした清掃スタッフだと安心ですよね。
また個人の清掃スタッフの場合、急に休んだり辞めたりするとサービスが再開されるまで日常清掃を先生たちで行わなければいけなくなります。それでは委託した意味がありませんよね。けれど清掃会社の場合、すぐに代わりのスタッフを準備できるなどフォロー体制が整っていることが多いです。
清掃会社を検討される際は「どんなスタッフが来るのか?」「スタッフが休んだ時の対応は?」と聞いてみてください。
清掃会社によっては自社のスタッフではなく、下請けや協力会社のスタッフが派遣される場合があります。下請け・協力会社が悪いというわけではありません。しかし日常清掃サービスを依頼した会社から実際に作業する清掃スタッフまでに複数の会社や人が絡んでいると、「清掃箇所の追加」「園内行事などによる作業開始時間の変更」など伝達がうまくいかずトラブルの原因になることがあります。
また物損など万一のトラブルがあった場合、どこの責任なのかと揉めてしまいなかなか解決できず困ったというお客様の声をお聞きしたこともあります。
清掃会社である当社の立場から言わせていただいても、間に別の会社が入ってしまうとお客様(幼稚園)の声を聞けず、希望されている清掃サービスが提供しづらくなり困ってしまいます。
気になる場合は、「御社(清掃会社)のスタッフが来られるんですか?」と聞いてみてください。協力会社のスタッフが来ると回答があった場合は、連絡窓口を明確にしておくだけでも安心できます。
予算・経費があるとはいえ、料金が安いという理由だけで清掃会社を選ぶのはお薦めしません。単に各社サービス料金の設定が違うだけであれば、料金の安い清掃会社を選んでもよいでしょう。けれど、実際の清掃作業以外のサービスに違いや依頼される幼稚園にとってメリット・デメリットがないか、価格に差がある理由を確かめておきましょう。
また料金を安く抑えるため、近所の方を清掃スタッフのパートさんとして直接雇用する方法もあります。直接雇った清掃スタッフへ支払う給与と比べると、清掃サービス料金は高くなるかもしれません。しかし、それ以上のメリット・デメリットもあります。目に見える金額以外も知った上で検討してみてくださいね。
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