オフィスの日常清掃を毎朝従業員全員で行っているという会社は少なくありません。毎日15分ほど早く出勤して清掃を行っている会社もあれば、始業後最初の15分は各自デスク周りや周辺の清掃を行うという会社もあります。一方でオフィス清掃を外注している会社もあります。
たった15分で済むのだからそれほど負担ではないですか?その程度の負担で済むのだから、わざわざお金を払って清掃会社に外注する必要はないと思いますか?しかし実はそうとは言い切れません。たかが15分ですが、されど15分なのです。15分とはいえ毎日のこと。トータルすると時間もコストも労力もかなりのものになります。
オフィスの日常清掃にはどのくらいの時間を費やしているのでしょうか。
従業員10人全員で毎朝15分間清掃を行っているオフィスを例にとってみましょう。
【1日の清掃時間】 15分×10人=150分(2.5時間)
【1週間(週5日)の清掃時間】 2.5時間×5日=12.5時間
【1ヶ月(20日)の清掃時間】 2.5時間×20日=50時間
【1年の清掃時間】 50時間×12か月=600時間
1日たった15分と思っていても、実はこんなにも多くの時間を清掃に費やしていることになるのです。
次にオフィスの日常清掃に費やしているコストについて、同様に従業員10人全員で毎朝15分間清掃を行っているオフィスを例に、時給1,000円として換算してみましょう。
【1日のコスト】 0.25時間(15分)×10人×1,000円=2,500円
【1週間(週5日)のコスト】 2,500円×5日=12,500円
【1ヶ月(20日)のコスト】 2,500円×20日=50,000円
【1年のコスト】 50,000円×12か月=600,000円
思いのほかすごい金額になると思いませんか?会社の経費の中で軽く考えられる金額ではありませんよね。
それに加えて、その時間とコスト相応の労力もまた必要です。その時間とコストと労力は、清掃にではなく本来業務に費やすべきだとは思いませんか?
清掃に費やしている時間を本来業務に充てることで、売上や生産量の増加に繋げることができます。
例えば・・・
・毎朝15分間会議や意見交換の時間に置き換えると、新しい企画や業務改善のアイデアが生まれ、さらにそれを実行する時間にもできます。
・毎週75分(15分×週5日/人)増えれば、お客様との商談件数を増やし売上増を見込めます。
・1日あたり2.5時間(15分×10人)の生産業務時間が増えると、かなりの生産量アップを見込めませんか。
またその時間を自己啓発やモチベーションアップに充てるのも有効です。従業員が気持ちよく仕事を行うことは会社の成長に繋がります。
例えば・・・
・毎週75分あれば、自己啓発のための読書やオンラインセミナーでの勉強を取り入れ、学んだことを実務に活かすこともできます。
・毎日15分を同僚やチーム内での交流時間に充てることで、業務中のコミュニケーションや社内の人間関係を円滑に保てます。
このように清掃会社へ外注して浮いた時間を有効活用することは、会社の売上や業績の向上に繋がるのです。
清掃会社へ外注するコストは決して安いものではありません。従業員でしていた清掃時間分の給料より高くなるかもしれません。しかし、外注することで得られる利益を考えるとどうでしょう。清掃にかかる時間を本来業務や自己啓発に充てることで生まれる売上や業績向上を足していくと、むしろコストパフォーマンスは良くなるのではないでしょうか。
たった15分で済むオフィスの日常清掃。しかしその『たった15分』が毎日となると時間もコストも労力もとても大きなものになります。清掃会社に外注することで、その『たった15分』を企業にとってより有益な時間・コスト・労力にしませんか。従業員でもできるオフィスの日常清掃を清掃会社に外注する意味はそこにあるのです。
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