床についた黒い線上の汚れ。これは『ヒールマーク』といって、靴裏のゴムが床とこすれて付着したものです。簡単には取れないのでお困りの方も多いのでは?
今回はそんなヒールマークを、オフィスにある様々なもので落とす実験をしてみました。オフィスのお掃除の参考にしてみてくださいね。
◀前のページ 「雑巾」「スポンジ」でヒールマークを落とす
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先ほどの雑巾やスポンジに「中性洗剤」を加えて、ヒールマークを落とせるか試してみます。
雑巾に中性洗剤をつけて拭いてみます。少し薄くなりましたが、あまり効果はありません。
Before
After
スポンジに中性洗剤を付けて擦ってみます。雑巾同様、あまり効果はみられません。
Before
After
次に、スポンジの不織布の面に中性洗剤を付けて試してみます。きれいに汚れが落ちました。
Before
After
「中性洗剤」を使ってヒールマークを落としてみた結果は、次のようになりました。
1位 中性洗剤+スポンジの不織布の面✨
水だけで擦った時よりも汚れの落ちるスピードが速かったです。床を傷めないよう力加減をして擦りましたが、10秒ほどできれいになりました。
次はお掃除でも良く役立つ「歯ブラシ」を使って、ヒールマークを落とせるか試します。
歯ブラシで汚れを擦ってみます。水を付けたり、中性洗剤を付けて擦りましたが、どちらもあまり効果は見られません。
Before
After
30秒以上ゴシゴシ擦って少し汚れが薄くなるくらいでした。
歯ブラシも場合によっては床材やワックスに傷をつける恐れがあります。実践するときは力加減に気をつけましょう。
雑巾・スポンジ・歯ブラシ・中性洗剤を使ってヒールマークを落とせるか試した結果、今回は以下の2つが汚れを落としやすいという結論にいたりました。(当社調べ)
👑濡れた雑巾
👑中性洗剤+スポンジの不織布の面
ヒールマークを落とす場合は、床材や床の状況(ワックス塗布など)を踏まえて実践してくださいね。簡単に落ちないときは、違う汚れや傷などが原因の場合もありあす。無理に擦ったりしすぎず、清掃会社に相談されることをお薦めします。
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